子どもとおでかけすることが増える夏休み。おでかけ先でお子さんの写真を撮られる方も多いかと思いますが、今年の夏はお子さんと"一緒に"写真を楽しんでみませんか?
今回は、デジタルカメラやスマートフォンではなく、「写ルンです」を持って子どもとおでかけしてきました。現像するまでどんな写真が撮れているかわからないドキドキ感もある「写ルンです」。撮影したあとにプリントする楽しみや子どもならではの視点におどろきもあります。さっそくその模様をお届けしたいと思います。
「写ルンです」を持って植物園へ!
今回、「写ルンです」を持って一緒におでかけしてくれたのは、お姉ちゃんのみうちゃん、妹のふうちゃんの仲良し姉妹。「お母さんとお父さんに写真を撮ってもらうことはあるけど、自分ではあまり撮ったことがない」という2人。「写ルンです」を持って、植物園に行ってきました。
はじめて使う「写ルンです」に興味津々のみうちゃんとふうちゃん。お母さんに使い方を教えてもらいます。「写ルンです」は使い方もシンプルで、軽いので子どもでも操作が簡単!
いろいろな珍しい植物がある植物園。見たことのないお花や葉っぱを見つけてはパチリ。
みうちゃんは、グリーンがきれいな場所で、自撮りに挑戦。「スマートフォンと違って、すぐ見えないからちゃんと撮れているかドキドキするね!」。
見上げてみたり、見下ろしてみたり。「こっちになにかあるかも〜」と、おもしろいもの探しに夢中になっています。
2人で撮りあいっこ。「これ、いつ見られるの?早く見たいね!」と、撮った写真が楽しみな様子でした。
プリントした写真を見てみよう
数日後、撮った写真をプリントしたものをみんなで見ることにしました。どんな写真が撮れているのか楽しみ!
今回はプリント写真と「PhotoZINE」を作成しました。フィルムを現像するときに、データでももらえるようにしておくと、SNSにアップしたり、「PhotoZINE」やウォールデコを作るときに便利です。
写真を見ながらな楽しそうな2人。「あのときのお花だね!」「この自撮りは失敗しちゃったけど、こっちはうまく撮れた!」「これはふうちゃんが、滑り台したときだね!」と、つぎつぎと思い出が蘇ってきます。「PhotoZINE」に手書きでコメントや日記を綴って、夏休みの思い出日記にするのもおすすめです。
【みうちゃんの写真】
「途中から暗いところではフラッシュをつけるといいってママに教えてもらったら上手に撮れていた!(左下)。自撮りがだんだん上手になってきてるでしょ?」とみうちゃん。妹のふうちゃんの無邪気な表情やお父さんに抱っこされて甘えた表情もたくさん撮っていて、写真からも優しいお姉ちゃんの一面が現れています。
【ふうちゃんの写真】
「お父さん撮ったけど、頭まで写ってなかった〜!」と写真(右上、右下)を見て大はしゃぎだったふうちゃん。写真がすぐに見られない分、できあがってから驚きや発見に出会えるのもフィルム写真の楽しみのひとつです。背の小さなふうちゃんだからこその低い位置からの視点もおもしろいですね。
【お母さんの写真】
楽しそうな2人の写真がたくさん!子どもたちの「ママの写真、上手〜!縦にして撮ってもいいんだね!」という言葉に、「昔よく使ってたからね〜!でも、室内だとフラッシュ付けたほうがきれいに撮れそうだね!また行こうね〜」とお母さんも楽しかったよう。
ブレていたり、暗かったり、「あれ?何撮ったんだっけ?」という写真もあるけど、それもまたの楽しみのひとつ。あとで振り返って、笑い合うのも楽しい時間です。
いつも写真を撮ってくれるお母さんとお父さんも「味があって、すごくいいね!」と2人の写真を絶賛。
お気に入りの写真は飾ってみよう
最後にお気に入りの写真をそれぞれ選び、お部屋に飾ることにしました。
楽しそうなふうちゃんの写真と「滝がすごくきれいだったの!」と選んだ植物園の写真は、「shacollaBox(シャコラ ボックス)」にして本棚の上に。
「全部お気に入りだから、選べないよ〜!」と言いながら選抜した写真たちも「Shacolla(シャコラ)」で壁に貼りました。「飾り方も大切だよね!こうやって丸く並べて...」と、配置にこだわるみうちゃんと、一生懸命背伸びして貼るふうちゃん。
楽しい植物園の思い出。できあがった写真を見たり、飾ったりして、おうちに帰ってからも楽しむことができました。
今年の夏は子どもたちと一緒に「写ルンです」を持っておでかけを楽しんでみてはいかがでしょうか。
Photo by 大杉健太
Writing by 花沢亜衣