今やおしゃれの定番とも言える北欧インテリア。実際にどんなものかご存知ですか?

北欧インテリアの色使いのポイントは2つ。白やベージュ、グレーといったシンプルな色がベースであること。そして壁飾り等のワンポイントに、華やかな柄や色を使うことです。

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寒さが厳しく冬の夜が長い北欧では、室内で過ごす時間がほとんど。そんな毎日でも明るい気持ちで居心地の良い時間を過ごす工夫が、北欧インテリアには詰まっています。

北欧インテリアを手軽に取り入れる「壁面デコレーション」

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自宅で北欧風のインテリアを叶える方法は、先述した色使いのポイントを踏まえながらナチュラルな自然素材の家具や小物を用意しましょう。まずは長い夜を楽しむためのあたたかい照明を加えてみるのもよいですね。

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とはいっても家具は気軽に買えるものではありませんよね。そこでおすすめしたいのが、ファブリックパネルやイラスト、写真を活かした壁面デコレーション。手軽に取り入れられるので北欧風インテリアのはじめの一歩にぴったりなんです。

おしゃれな北欧インテリアに欠かせない!ファブリックパネル作り

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ここからは北欧インテリアに欠かせないファブリックパネルの作り方をご紹介します。実はお気に入りの生地を使って、自分で作ることができるんです。

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  • 壁に飾りたい柄の生地
  • 木製のパネル(生地を貼っても木目が透けないように、白く加工されたものがおすすめ)
  • はさみ
  • ガンタッカー(代わりに両面テープを使ってもOK)
  • 水貼りテープ(マスキングテープで代用可能)


1.生地を用意する

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生地選びにおけるポイントは、北欧らしさの重要な要素である色味と柄。気持ちが明るくなる鮮やかな色や、優しい印象のアースカラーが多く使われます。柄は動植物や自然、食べ物といった、暮らしに根づいたモチーフが入っているものがおすすめ。

次に、生地のどの部分をパネルにするかを決めましょう。大きな絵柄がある生地を使う場合は、実際にパネルを当てて調整するのがコツです。パネルより各辺5cm程度大きめにカットします。

2.生地とパネルをタッカーで留める

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生地がたるまないように引っ張りながら、各辺の中央に1つずつタッカーを打ち込みます。タッカーがない場合は木材用の両面テープを使って貼り付けてもOK。一辺を打ったら向かいの辺に打ち込む順番で進めていくと、たるみが生じにくくなりますよ。

3.最後の仕上げをする

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パネルの角に合わせて生地をきれいに折りたたみ、四隅すべてにタッカーを打ち込みます。布の上から水貼りテープやマスキングテープを貼ると、打ち込んだタッカーから壁を守ってくれるのでおすすめです。

写真で作る北欧ファブリック風のパネル

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WALL DECOR/キャンバス スクエア

自宅で作れるとはいえ、意外と時間がかかるファブリックパネル。実は、ファブリック風のパネルを簡単に作る方法があるんです。それが、WALL DECOR(ウォールデコ)のキャンバスタイプ。お気に入りの生地を写真に撮り、注文するだけでOK。

1.布を選んで写真を撮る

ファブリックパネルを作るときと同様に、パネルにしたい布を選んで撮影しましょう。今回は大きな建物の柄がパッと目を引く、お気に入りの端切れを選びました。

2.注文する

WALLDECORのサイトに写真をアップロードして、画面の指示どおりに進めていきます。これで注文完了。

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WALL DECOR/キャンバス A3スクエア

WALL DECOR(ウォールデコ)のキャンバスタイプを選べば布のような質感でプリントできるので、簡単にファブリックパネル風に仕上がります。

手元に生地がなければ、お気に入りのワンピースやクッション、カーテンを撮影しても◎。北欧の生地をイメージして動植物の写真をモノクロに加工するのもおすすめです。

小物をプラスして、おしゃれ感アップ

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左がWALL DECOR/キャンバス A3スクエア、右はファブリックパネル

自然素材で作られた小物を、壁面パネルと一緒に飾ってみましょう。

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北欧らしさのヒント「モチーフ」と「色味」をそのまま小物にも取り入れれば◎。木材が豊かな北欧などでよく見られる木の編み地のかごは、1つ置いているだけでインテリアのワンポイントになりますよ。

気持ちよく過ごせるように考え尽くされた北欧インテリアを取り入れて、穏やかなおうち時間をどうぞ♪

Photo by 小松崎拓郎

Styling by 西村有

Writing by 菊池百合子

WALL DECOR(ウォールデコ)
今回使用したのはキャンバスタイプ。ファブリックパネルより一回り大きくなるように一辺27cmのスクエアサイズにしました。2枚並べて飾る場合は、ファブリックパネルと異なるサイズにしたほうがこなれた印象になります。販売されているファブリックパネルにも多く見られるスクエアは、初めての壁面デコレーションにおすすめです。
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