涼しく過ごしやすい気候の秋は、ものづくりや創作活動に打ち込みやすい季節。そのため"芸術の秋"とも呼ばれ、アートイベントや展示も多く開催される季節です。アートや芸術に触れることで、創作意欲を掻き立てられる方も多いのではないでしょうか?

とはいえ、いざ「自分で何かを作ってみたい!」と思ってもなかなか手が出せないもの...。そこで今回は、自分の写真でアートを作る簡単なアイデアを紹介します。写真でとっておきのアートをDIYしてみましょう!

アートっぽくするための写真選び!

18_11_02_02.jpg

今回は、写真にペイントを加えて、アート作品に仕上げていきたいと思います。その際、選ぶ写真は「1枚に写り込んでいる情報が少ないもの」がベスト。上からペイントしたときに、バランスが取りやすく、またアートらしさが増します。今回選んだ3枚の写真を例に見ていきましょう。

・余白が多い写真

18_11_02_03.jpg

photo by 菅野有希子

この2枚はどちらも被写体が少なく、そして余白部分が大きく占めていることがわかります。あえて余白を多くすることで、目を引くのに抜け感のあるおしゃれな雰囲気。

・ボケ写真

18_11_02_04.jpg

photo by 菅野有希子

3枚目に選んだのは、ボケ写真。ボケ写真は、通常ミスカットとして捨ててしまうこともありますが、ボケていることですべてが背景となり、すっきりとした印象に。いつも見ている世界とは違った、非日常感を創り出してくれます。

写真を額装するだけでぐっとアートっぽく!

18_11_02_05.jpg

WALL DECOR/CANVAS(スクエア)

今回は写真の額装パネルサービスWALL DECOR(ウォールデコ)から、まるで絵画のような風合いに仕上がるCANVAS(キャンバス)をチョイス。

18_11_02_06.jpg

WALL DECOR/CANVAS(スクエア)

ピンと張られてたキャンバス地に、側面はしっかりと釘打ちされています。そのまま飾っても十分アートになるWALL DECORですが、さらにペイントを加えて、オリジナルアートに変身させちゃいます!

気分はプチDIY!オリジナリティをプラス

【用意するもの】

  • ペイントマーカー:金・銀色(金属、ガラス、プラスチックなどに描けるタイプ)
  • アクリル絵の具
  • 刷毛

18_11_02_07.jpg

さっそくDIYスタート。まずは、ゴールドのペイントマーカーを使ったペイントをしてみました。思い切ってぐるっと円を描きます。ちょっとゆがんでいたり、太い線や細い線の強弱を出したりすると、よりアートらしさがアップ。金・銀色のマーカー使うことで、光の当たり方次第でキラリと輝きます。

まずは不要な紙で練習してみるのがおすすめ。イメージがよりつかみやすくなります。

18_11_02_08.jpg

続いては、アクリル絵の具でペイント。アクリル絵の具は、水で薄めずそのまま塗ると、油絵のような風合いに仕上がります。油絵のような特有の臭いもしないのもアクリル絵の具のうれしいポイント。刷毛を使って、すーっと数本の線を描きます。線の長さはあえて均一にせず、ランダムに。かすれや、濃いところなど濃淡をつけてみると◎。

その他、絵の具を散らしてみたり、文字を書いてみたりしてもよいでしょう。ルールはないので、思うがままに筆を走らせてもOK。なんだかもうアーティスト気分に!?

並べて飾ってアートっぽさアップ

18_11_02_09.jpg

作ったアートを3枚並べて飾ってみました。いくつか並べて飾ることで、連作アートのようにも見え、また1つ1つのディテールが目立たなくなるうれしい効果も。

18_11_02_010.jpg

棚に置いてランダムに飾るのも◎。

1枚の写真にちょっとアレンジをプラスして作る、世界で1つだけのオリジナルアート。ぜひ"写真+ペイント"で始めるプチDIYを楽しんでみてくださいね。

Styling by 菅野 有希子

Photo & Writing by 渡辺 和

WALL DECOR(ウォールデコ )
「WALL DECOR(ウォールデコ)」のキャンバスタイプのスクエアサイズを選びました。壁に飾っても、棚に立てかけて飾ってもOK。ペイントをプラスして、世界でたった1つのオリジナルアートにアレンジしました。
この記事をシェアする

New
最新の記事