お家の中で空間をつないでくれる、階段。せっかく毎日通る場所なので、ちょっとひと工夫加えて、上り下りするたびにうれしくなるようなスペースにしてみませんか?
お気に入りの写真を飾れば、いつもの階段がたちまちギャラリーに大変身。普段何気なく撮っている写真も、思い出が詰まったとっておきの1枚も、おしゃれなインテリアになってくれますよ。
今回は、階段のスペースを活かして自分だけのギャラリーにするアイデアをご紹介します。
自分で撮った写真をパネルに
ギャラリー風に写真を飾るならWALL DECOR(ウォールデコ)がおすすめです。自分で撮った写真をパネルにするだけで、立派な作品に。今回は、マット台紙の余白が高級感をアップさせてくれるギャラリータイプと、モダンな装いがおしゃれなカジュアルタイプの、2種類を活用してみました。
自分だけの、とっておきのギャラリーに
それではさっそく、階段に写真を飾ってみましょう。
〈before〉
まっさらな白い壁は、なんだか寂しい印象...。
〈after〉
写真を飾るだけで、ちょっぴり寂しかった空間もとっておきのギャラリーに!
WALL DECOR(ウォールデコ)は、軽くて壁に掛けるのも簡単です。写真選びやレイアウトは、以下のポイントを意識するとバランスよくまとまりますよ。
- 写真は"ちょっと抽象的"くらいが◎
顔が鮮明に写っているものよりも、風景やシルエット、それから大胆に寄った写真など、やや抽象的なカットを選ぶとまとまりやすくなります。カラーのままでももちろん素敵ですが、モノクロにするのもおすすめ。複数枚飾ってもごちゃごちゃした印象になりづらく、自然と空間になじんでくれます。
- 大きさの違い・余白のありなしでメリハリを
写真の大きさに変化をもたせたり、余白があるものとないものの両方を飾ることで、メリハリが出ておしゃれな印象に。
- 奇数枚にするとバランスをとりやすい
飾る枚数は、基本的に奇数枚にするのが◎。ちなみに、レイアウトは中央に飾る1枚を最初に決めるとバランスよく配置できます。今回は、真ん中の写真だけ少し大きなものにしました。初めは3枚、次は5枚など、徐々に増やしていくのもいいですね。
- 幅や角度は揃えて
配置のコツは、角度や隙間の幅をきちんと揃えること。中心に飾りたい写真の位置を決めてから、左右に向かって広げるように配置していくとバランスがとりやすいですよ。また、階段の角度を活かして、ギャラリーもだんだんと上っていくように飾ると素敵です。
上り下りするたび、思い出もよみがえる
階段のスペースを活かした自分だけのギャラリー。家族で訪れた旅先の風景や、子どもたちの成長の記録など...思い出の写真を飾れば、上り下りするたびに素敵な記憶がよみがえります。ぜひ、とっておきの写真をパネルにして、空間を彩ってみてください!
Styling by 菅野有希子
Photo by 土田凌
Writing by 笹沼杏佳