雨の日はついつい気分も沈みがちですが、"雨の日にしかできないこと"に目を向けてみませんか?
今回は、雨の日だからこそ撮れる写真のアイデアをご紹介。これからやってくる梅雨の季節が、ちょっと楽しみになるはずです!
雨の日におすすめの被写体3選
雨の日にわずかな晴れ間を狙うのも良いですが、ここは素直に「雨の日だからこそ見られる景色」を写真に収めてみましょう。
雨降りの日は傘を差したり、足元に気をつけたり...。晴れの日に比べてのびのびと動くことは難しいですが、そんな中でも写真を撮ると見慣れた景色に新しい発見があるかもしれません。ここからは、雨の日にこそ輝く、おすすめの被写体を3つご紹介します。
1. 傘をさす人々
街中の人が傘をさしている景色は、晴れの日には見られない光景。雨の日特有のどんよりとした雰囲気に鮮やかな色の傘が映え、ハッとするような美しい一瞬を切り取ることができました。
2. 水滴
雨の水滴を写真に撮ると、キラキラとした光が美しい魅力的な1枚に。身近な木や窓、傘についた雫を撮影するだけなので、カメラ初心者の方にもオススメです。
3. 水たまりに映る景色
水たまりに映った景色や波紋を撮ることができるのも、雨の日ならでは。
水たまりの中の青空を間接的に撮影するのも素敵です。
雨の日の撮影のコツ
ここからは、雨の日に写真を撮るコツをご紹介します。
●傘を差したまササッと!
雨の日の撮影で一番心配なことは、カメラやスマートフォンが濡れてしまうこと。そんな時は傘を差したままパッと撮っても、素敵な写真が撮れますよ。ビニール傘についた水滴を内側から撮影するのも面白いアングル。雨が強くてどうしても濡れてしまいそうな場合は、カメラ用レインカバーをつけることをオススメします。
●差し色になるアイテムを持ち歩く
雨の日はどんよりとした色合いになりがちなので、鮮やかな色のアイテムを持っておくと差し色に使えて◎。特にあると便利なのが「赤い傘」。被写体に持ってもらうだけで、良いアクセントになってくれますよ。
●家の中から撮るのも◎
お部屋の中からだって、雨の写真を撮ることができます。ガラスについた水滴や窓から見える木など、普段何気なく目に映っている景色にも雨の日ならではの変化があるはず。
雨が強くてお出かけができない日も、素敵な写真を撮るチャンスはあるんです。
雨写真はお部屋に飾っても素敵
普段の景色とはひと味違う、少し不思議な世界観の"雨写真"。お気に入りの1枚が撮れたら、お部屋に飾ってみませんか?
お天気そのものがフィルターの役割を果たしてくれている雨写真は、そのままプリントするだけでインテリアに馴染みやすい"飾れる1枚"になってくれます。
今年の梅雨は写真を撮りに出かけてみよう
ついつい気分もどんよりしてしまいがちな「雨の日」ですが、写真に撮るといつもの景色の中に晴れの日とは違う幻想的な姿を発見することができます。
薄暗い街並みの中、色鮮やかな傘が素敵に見えたり、キラキラと輝く水滴が美しかったり...どんな景色にも魅力的な瞬間はたくさん潜んでいます。
今年の梅雨はぜひ一歩外へ出て、「雨の日」ならではの世界観を楽しんでみてください!
Photo by 土田 凌
Writing by 笹沼杏佳