ポイントは3つ！気軽にできる複数枚の写真の飾り方

大切な人との思い出や旅先の景色、それから何気ない日常の風景...。飾りたい写真はたくさんあるけど上手に飾る方法が分からないという方、多いのではないでしょうか。

今回は、写真を複数枚飾るときのポイントをご紹介！複数の写真を飾ってもごちゃごちゃせず、バランスよく飾るためのコツをお伝えします！ぜひ参考にしてみてくださいね。

ポイント1：「テーマ」を決める

いくつかの写真をまとめて飾るときは、「テーマ」を決めると統一感がアップします。

海や山、旅先といった「場所」、家族やペットなどの「被写体」、季節や色といった写真の「トーン」など、まずはざっくりと大枠のテーマを決めると飾る写真をまとめやすくなりますよ。

今回は「記念日の思い出」をテーマに、大切な日に訪れた場所の風景写真をセレクト。海や空といったブルー系写真を選び、色合いも揃えてみました。

ポイント2：「主役」を決める

「主役」と「脇役」の写真を決めてメリハリを持たせることも、全体をまとめるためのポイントのひとつです。

今回「主役」に選んだのは、記念日に訪れた建物の写真。白いフチをつけることで写真の鮮やかな色を引き立たせました。

「主役」の写真を引き立ててくれる「名脇役」は、こちらの4枚。

主役の写真の窓や柵など細かい描写が美しい建物の写真を生かすため、海や空といったすっきりとした印象の写真をチョイス。同じような色味が並ぶとのっぺりとした印象になりがちなので、アクセントになってくれる写真を1枚用意するのも大切なポイントです。今回はオレンジとブルーのラインが印象的な船の写真をアクセントにしてみました。

写真ごとに「抜け」と「寄り」を意識すると、メリハリが生まれてよりバランスよくまとめることができるので、意識してみてくださいね。

■「寄り」写真の例

建物、人物、ペット...などの具体的なもの

■「抜け」写真の例

空、海、草原...などの抽象的な風景

フチ（余白）があるものとないものを混ぜることも、まとめて見た時にメリハリを感じさせる効果がありますよ。

ポイント3：「中心」を揃える

写真が決まったら、実際に壁に飾ってみましょう！

きれいに配置するコツは、中心を揃えること。縦と横、それぞれ基準のラインを決めておくとバランスよく飾ることができます。

写真同士の間隔を統一することもおすすめです。もっとこだわりたいという方は、以下の点も意識するとさらにまとまり良く配置することができるので、ぜひ試してみてくださいね。

■写真の「向き」を意識する

被写体が向いている方向を意識するのもバランスよく配置するためのポイント。

今回は、右端の写真の船と左端の写真の船が向かい合わせになるように配置を工夫しました。

■「重めの写真」は下に、「軽めの写真」は上に

色が暗かったり、複雑な造形の被写体を写した「重め」の印象を持つ写真は下に、色が淡かったりすっきりとした抜け感のある「軽め」の写真は上に配置すると全体のバランスが良くなります。「空」は上に、「海」は下に、など、自然の状態を意識することもポイントのひとつです。

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複数枚飾ればお部屋の壁もにぎやかに

色の合わせ方、被写体の合わせ方と聞くと難しそうですが、トライしてみると意外と簡単。

ぜひ今回お伝えしたコツを意識して、お部屋の壁を思い出の写真の数々で彩ってみてください！