「ワイヤーネット」とは?
「ワイヤーネット」とは、金属製のワイヤーが格子状に組まれたパネルのようなもの。軽くて扱いやすいので、手軽なDIY商品として人気を集めています。「ワイヤーラティス」「メッシュパネル」と呼ばれることもあるので、耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか。ワイヤーネットの大きな特徴は、壁にフックを取り付けて設置するだけで、写真や小物を飾るスペースを生み出すことができること。今回はそんなワイヤーネットを使って、部屋の飾り付けを楽しむ方法ご紹介します。
"かける"だけで、便利度UP
軽くて丈夫なワイヤーネットは、どんな場所にも簡単に設置できるのが便利なポイント。「そのままだと寂しいけど、どう活用したら良いかわからない」というような場所ほど、設置するのにぴったりなんです。壁はもちろん、こんな風に窓枠に設置するのもおしゃれ。網目の大きいタイプを選べば採光の邪魔もしないですし、モダンな印象がどんなタイプのお部屋にも合いそう。
飾るもののサイズを選ばないので、違う大きさのプリント写真もまとめて飾ることができます。写真の他にもグリーンやちょっとした小物を飾れば、持て余していたスペースが部屋のポイントとして生まれ変わります。
飾り付けに使ったのは、クリップや結束バンド、フックといったすぐに手に入るものばかり。飾るものの厚みや大きさに合わせてクリップのサイズを考えたり、飾るものの色を合わせてクリップの色も変えたりと細かい部分に気を配ると、出来上がりの精度が高まるので◎です。「どこに売っているのか分からない」という方は、まずは100円ショップやホームセンターをのぞいてみるのがおすすめ!
今回は黒いワイヤーネットに合わせて、グレーのフックをチョイス。全体的にシックな色味でまとめました。フックの色や形によっても全体のバランスや雰囲気が変わってくるので、細かい部分ですが小物も注意して選んでみてくださいね。ワイヤーネット自体がシンプルなものなので、飾る場所や飾るものによって使う小物を変えるのも大切なポイントになります。
飾る時は一気に飾らず、全体のバランスを見ることを忘れずに。たくさん飾ろうとせず、こんな風に空間に余裕を持たせると簡単にオシャレな雰囲気を生み出すことができるので、試してみてください。
小物はこんな風に結束バンドを使うと、しっかりと止めることができます。今回はちょっとしたメモを挟んで伝言板のように使えるボードを設置してみました。小さめの鏡を付けて身だしなみをチェックするコーナーを作ったり、ホワイトボードを取り付けるのも便利ですよ。
小さなものは"立てかける"
机の上や棚の上に寂しく空いているスペースや、何を飾ったら良いのか分からなくてそのままになっている場所、ありませんか?そんな場所には、小さなサイズのワイヤーネットを立てかけてみてはいかがでしょうか。飾るものを気軽に取り替えることができるワイヤーネットは、こういった日常に密接した場所での利用がとても便利なアイテムなんです。
設置する場所を決めたら、あとはその場に合う写真やポストカードを用意するだけ。今回は趣味の食べ歩き中に撮ったアイスクリームの写真をチェキにしてみました。飾ってみたいけどどこに飾れば良いのか分からなかったドライフラワーや小物も、ワイヤーネットという飾り付けのための土台があれば、気軽に飾ることができますよね。
連休など、家で過ごす時間が増えると少しお部屋の雰囲気を変えてみたくなるもの。アイデア次第で色々な使い方ができるワイヤーネットはフックで吊るすだけ、立てかけるだけで設置することができるので、ちょっとした模様替えにもおすすめです。
壁を傷つけないので、賃貸の方にも気軽にトライしていただけます。ワイヤーの色や網目の大きさ、パネルの大きさを選べば、飾り付けをしたい場所にぴったりな1枚がきっと見つかるはず。飾り付けに必要な小物も手に入れやすく種類も豊富なものばかりなので、ぜひ試してみてくださいね。
Photo by Warach Pattayanan(vvpfoto)
Writing by 佐々木愛