普段から写真を撮っていても、いざ飾ってみようと思うと、どうすればいいか迷ってしまいますよね。「飾り方がわからない」、「飾ってはみたけれど、なんだかイメージと違う」と悩んで、もうやめた!と投げ出してしまった...なんてこと、ありませんか?
被写体に合わせて飾り方を変えると、はじめてでも簡単にセンスよく飾ることができちゃうんです。それぞれの写真にぴったりの飾り方をご紹介します。
「風景写真」は、大きくプリントしてアート風に
心に残っている風景の写真を見ると、リラックスできたり、さわやかな気分になれたりするもの。そんな1枚を、お部屋に飾ってみませんか?
今回はシンプルなインテリアに合わせて「すっきりとした色数の少ない写真」を飾ることに。海の写真をチョイス!
風景写真は大きくプリントしたほうが映えるので、「WALL DECOR(ウォールデコ)」のギャラリータイプ、A3サイズを選びました。外縁があるから、1枚の写真が立派なアートに様変わり!季節に合わせて一緒に飾る花や小物を変えていけば、年中飾っていても飽きません。
一緒に旅をしたアイテムや旅先で見つけたお土産を隣に置いたら、写真との相性もばっちり。写真を撮った瞬間の気持ちをいつでも思い出せます。
風景写真は、パッと目に入る場所に飾るといいですね。廊下や玄関の扉を開けてすぐに目に入るスペースに置いてみると、おでかけ前のちょっとせわしない時間や、仕事から帰ってきた時間など、日常にそっとやすらぎをくれるはず。
「家族写真」をすっきり飾るためには?
おうちに写真を飾るなら、チャレンジしてみたいのがやっぱり家族の写真。どうしても生活感がただよってしまうのが悩みどころですよね。
そんな家族の写真も、いくつかポイントをおさえればお部屋になじむように飾れます。
【POINT1:写真の選び方】
いろいろな写真をたくさん飾りたくなってしまいますが、人物以外の写り込みが少ない写真を選ぶのがおすすめ。背景がすっきりしていることで、人物が引き立ちます。
【POINT2:加工する】
生活感が出てしまう写真なら、思い切ってモノクロやセピアに加工してみるのもおすすめ。
【POINT3:サイズをランダムにする】
プリントするときは、あえてサイズを統一せずにランダムにしてみると新鮮!今回は公園で遊んでいる様子をA4、集合写真を2L、子どもと手の写真をLサイズにプリントし、サイズ展開が豊富でそのまま置いて飾れる「Shacolla Box(シャコラボックス)」に貼って飾ってみました。
【POINT4:三角形を意識して配置】
一番見せたい写真を中心に据え、全体が大きな三角形になるように配置することで、まとまった印象になります。
背景がすっきりしている写真をモノクロに加工したので、何気なく撮った写真も生活感がおさえられスタイリッシュな印象に。写真の色味に合わせて雑貨や子どものおもちゃを一緒に飾って、思い出をプラス♪家族で過ごすリビングや寝室のチェストに、いかがですか?
「"好き"のつまった写真」は、自分だけのお楽しみ
かわいい、きれい、おいしそう...ついカメラを向けたくなるときって、どんな気持ちでしょうか。散歩の途中友だちと行ったカフェで、写真を撮ったのは心が動いた証拠。そんな写真たちをプリントして壁に貼れば、ときめきの記憶がぎゅっと詰まった一角に。
また行きたいなと思ったお店のショップカードや、しまったままになっていたポストカード、美術館のチケットを一緒に飾ってみましょう。身の回りにある小さな幸せを集めれば、いつも笑顔になれそう!
青系の写真には青や緑のマスキングテープを...というように、色合いが近い写真とマスキングテープで揃えてみるのも◎。もう一歩整えたいなら、特に見せたい写真で三角形を描くように配置するとよいでしょう。
最後に、被写体別に飾る、おすすめポイントをおさらいしてみましょう。
- 心が落ちつくような風景写真...大きめのサイズにプリントして、パッと目につく玄関先などに飾る。
- 生活感が出てしまう家族写真...モノクロに加工した後、プリントして、家族で過ごすリビングや寝室のチェストに飾る。
- お店や食べ物など、好きを写した静物写真...小さめのサイズにプリントして、マスキングテープを使ってランダムに壁に飾る。
ちょっとした小物を置くような気持ちで、写真を飾ってみませんか?まずは被写体別に考えてみれば、「どうやって飾ろう...!」の悩みも解消できますよ。
Photo by 小松崎拓郎
Styling by 西村有
Writing by ツチヤトモイ
Editing by 菊池百合子
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