前編で「毎日、子どもの写真を撮っています」と話してくれたフリーアナウンサーの中村仁美さん。後編では撮った写真をどのように楽しんでいるか、お話を伺いました。
幸せを形にすると写真になる
−中村さんのお話を伺っていると、日常的に写真を撮っている印象を受けます。おそらくどんどん写真が溜まっていくと思うのですが、撮った写真はどうしていますか?
中村仁美さん(以下、中村さん):携帯電話で見返したり、アルバムにまとめたり、色々ですね。実は、子どものアルバムも何十冊と作っています。
−お家に写真を飾ることはありますか?
中村さん:今はリビングのサイドボードの上に家族の写真を飾っています。妊娠中から今までの写真をたくさん飾っていて、何だか家族の歴史みたいなんです。
−何枚くらい飾っているのでしょう?
中村さん:おそらく10枚くらいです。大きくプリントしたものもあれば、一般的なL版サイズの写真もあって、フォトフレームに入れているものが多いですね。
−飾っている写真の中で、一番お気に入りの写真を教えてください。
中村さん:家族4人で動物園に行ったときの写真です。と言っても写真には私と子ども2人しか写っていないので、友人たちがその写真を見ると「3人で動物園に行ったんだね」とよく言われるんです。すると次男が「パパはね、向こうでバイバイしてたの」って説明してくれるのがお決まりのパターン(笑)。写真は3人なんですけど、そこから広がる家族4人の1日を思い出すのがうれしくって。
−今さらな質問ですが...そもそも、なぜ中村さんは家族の写真を飾ろうと思うのでしょう?
中村さん:え〜!なぜでしょう〜!?考えたこともなかったです...。う〜ん...。でも幸せを形にできるからかもしれません。幸せって曖昧なものですけれど、写真の中の笑顔は間違いなく幸せだから...。その瞬間を残しておきたくて、プリントして置いておくという感じです。ふふっ、ちょっと恥ずかしい。
−すごく素敵な言葉で、ドキドキしました(笑)。
中村さん:飾っている写真を見るたびに、つくづく幸せだなあって思うんです。妊娠中の写真を見て「ここからスタートしたのか」と思うのも感慨深くて。
思い出とともに飾り方を変えていこう
−これから、どんどん家族の写真が増えていくのも楽しみですね。
中村さん:ただ、最近飾りたい写真が多くて、もはやサイドボードに置ききれなくなっています(笑)。写真の前に写真を置くと、昔の写真が隠れてしまうじゃないですか。飾りたい写真はたくさんあるので、どうおしゃれにディスプレイすれば良いのか悩んでいます。
−写真を「置く」のではなく「貼る」のも良いかもしれません。
中村さん:あ、たしかに。そうすると写真が写真で隠れることもないですし、壁を有効活用できて、飾り方の幅も広がりますね。
−たとえば、Shacolla(シャコラ)ならシートをはがして写真を貼るだけで飾れるのですごく簡単ですよ。
中村さん:わ、本当だ!私、ミシンでポーチを作ったりするくらい手を動かすのが好きなので、これは楽しいです。
−シャコラは、壁に貼った後もきれいにはがせるので、レイアウトをいろいろ変えて楽しめるんです。貼るとき、写真のレイアウトにこだわるとより一層おしゃれになる気がします。
中村さん:もう...どんどん写真が増えていくので、飾り方は工夫していかねば(笑)。
−これから写真に残していきたい瞬間はありますか?
中村さん:長男が4月から小学生なんです。だからまずは入学式でたくさん写真を撮りたいと思っています。
−シャッターチャンスですね!
中村さん:でも2人とも男の子なのでだんだん大きくなってくると、写真を撮らせてくれなくなりますよね〜。家族4人で撮るときも「嫌だよ」とか言われそう(笑)。そういう時期が来ることは覚悟しているんですけど、それでも家族の写真を残していきたいなと思っています。ちょっとムスっとした子どもの表情とかも、何年か経って写真を見返したときにいろんなことを思い出して楽しいかもしれません。
中村仁美さん、素敵なお話ありがとうございました!
中村 仁美(なかむら ひとみ)
フリーアナウンサー。神奈川県生まれ。2002年にフジテレビへ入社し、2011年に結婚し、現在はご主人と2人の息子さんの4人暮らし。
昨年退社し、今年からフリーアナウンサーとして活動中。
Hair & Make by yumi
Stylist by 丸本達彦
Photo & Writing by 忠地七緒