写真を飾るだけで毎日が少し特別なものになる。「写真と、ちょっといい暮らし。」が今、気になる人に会いに行き、写真のある暮らしを楽しむヒントを教えてもらうインタビュー。第4回は女優、ミュージシャン、絵描き、とジャンルを越えて活躍する女優・創作あーちすと・のんさんにお話を聞いてきました。



撮った瞬間のワクワク感まで呼び起こしてくれる

今日はまず、写真のお話をざっくばらんに伺えればと思っています。

のんさん:よろしくお願いします。

−普段、写真はどんなときに撮っていますか?

non01_01.jpgパリの思い出をShacolla(シャコラ)に

のんさん:景色がきれいだったり、建物がかわいかったりすると撮りたくなります。今日お気に入りとして写真をいくつか持ってきたんですけど、去年12月にパリに行ったときに撮った写真が多いです。パリは建物などすべてが美しいので、いつも以上に写真を撮りまくりました。実は初ヨーロッパで初パリだったんです。ずーっとヨーロッパに憧れていて、美しい建築を観て歩きまわりたいって思っていたので、街の中にいることがすごく幸せでした。

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スマホdeチェキでプリントした写真

−のんさんが撮った写真をプリントしてみました!

のんさん:写真はすべてスマートフォンで撮っているのですが、画面で見ているときとまるで印象が違いますね。スマホ画面で見るとくっきりフォルムが浮き上がりますが、チェキにすることで輪郭が良い具合にぼやけて「かわいい」「おいしそう」というワクワク感を盛り立てるものに変わった気がします。

−今までチェキなどのインスタントカメラを使ったことはありますか?

のんさん:んーっと...。小学生のときにチェキが流行って。お母さんに買ってもらって撮っていました。でもその頃はチェキを使うこと自体が楽しくて、思い出を残そうという気持ちはなかったですね。

−今ののんさんだったらチェキをどうやって楽しみますか?

のんさん:一緒にお仕事をしている人たちの気が抜けている瞬間とか撮りたくなるかも...。

−気が抜けている瞬間...?

のんさん:たとえばヘアメイクさんやバンドメンバーが気を抜いて口を開けてたり、ふとした瞬間を隠し撮りしたいです。どこへ行ったとか、何を食べたとかすぐ忘れちゃうから、文字やイラストも一緒に書いて残しておくと便利ですね。

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−忘れちゃうことを書き留めるってすごく良いですね。写真を見たらそのときのことを思い出しますもんね。



「好きだなぁ」って思うと、飾りたくなる

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−ちなみに普段、撮った写真をプリントすることはありますか?

のんさん:あんまりしないですね。でもこうやってプリントされた写真を見るとかわいいなって思いました。やっぱり写真は形になった方が良いですね。人にもプレゼントできるし...。

−のんさんはお家に写真を飾っていますか?

のんさん:仕事で撮ってもらった写真の中で、お気に入りのものはリビングに飾っています。

−なぜ、飾ろうと思ったのでしょう?

のんさん:うーん...。何でだろう...。ちょっと考えるので待ってくださいね。うーん...。

自分が気に入っている写真を見ると、シンプルにうれしいから...です。好きな本の表紙を前にしてお部屋に飾りたくなるのと一緒で、この仕事が好きだー!って思うと飾りたくなるんです。

−なるほど。たしかに「本の表紙を飾るのと同じ」と考えると、写真を飾ることを気軽に楽しめる気がします。

のんさん:ぜひ、試してみてください!

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「写真を壁に展示してください」とアドリブでお願いしたところ、楽しそうに直感で貼っていく姿が印象的でした



「やってみたい!」「作りたい!」衝動に素直になる、がモットー

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−のんさんは「女優・創作あーちすと」としてさまざまなジャンルで活躍していますね。演じること、曲を作って歌うこと、絵を描くこと...いろいろな表現をされていますが、そもそもどんなときに表現したいという気持ちが高まりますか?

のんさん:去年パリに行ったときもそうだったんですけど、何かすごいものを観て興奮したときに作りたくなります。「私もこういうことやりたい!」「私だったらこうやる!」みたいな。

−のんさんが何かを作るとき、気をつけていることはありますか?

のんさん:気をつけていること!何だろう...。

−たとえば「ネガティブなことは描かない」など...?

のんさん:うーん...。曲に関してはネガティブなことばかり書いています(笑)。

−(笑)。

のんさん:気をつけていることは多分あまりないんですけど、ガチガチに凝り固まらず、「こういうものを作りたい」という衝動を忠実に放出したいという気持ちがあります。あとは曲でネガティブなことを書いていても、それをプラスのエネルギーに変えて出していく感覚なので、あんまり暗い感じにならないのかも...。

−のんさんが表現するものはポップに変換されている印象を受けます。

のんさん:あ!「ポップに」というのは気をつけているかもしれないです!やっぱりたくさんの人に聴いてもらいたいという気持ちがあるので。うまく言えないんですけど...。でも、ポップなものは好きだし、表現したいことです!

表現の楽しみ編」では初個展にかける意気込みや今後挑戦したいことについてお話を伺います。お楽しみに!

のん

1993年7月13日生まれ。兵庫県出身。創作あーちすととして絵画制作、音楽レーベル『KAIWA(RE)CORD』を発足し音楽活動を行うと同時に、女優としてアニメ映画『この世界の片隅に』主役すず役、様々な広告に起用されるなどジャンルを問わず活躍の幅を広げている。

ブログ:のん公式ブログ

Instagram:@non_kamo_ne

Hair & Make by 菅野史絵

Styling by 山口絵梨沙

Photo & Writing by 忠地七緒

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