まだまだ冬の真っ只中。寒い日が続きます。「空気の冷たさに震える...」「こたつから出たくない...!」。そんな毎日に欠かせないのが、ほっこりと身体を温めてくれるお料理です。寒い季節に味わう鍋やおでんなどのあたたか〜いお料理ほど幸せなものはありませんよね。
そんな幸せなおいしさ、せっかくなので写真に残しませんか?今回は、お料理を上手に撮るコツや、記録方法のアイデアをご紹介します。
冬ごはんをおいしく撮るには
【1】湯気を写す!
ほかほかごはんを目で見て「おいしそう...!」と感じさせるには、やっぱり「湯気」が重要。きれいに写すには、背景が濃い色になるような場所で撮影するのがおすすめです。黒っぽい色の壁紙や木の壁はもちろん、黒やダークカラーのセーターなどの前で撮れば白い湯気が写りやすくなりますよ。
ちなみに、寒い部屋で撮れば写りやすさがさらにアップ。湯気は寒暖差が大きいほど出るものなのです。撮る瞬間だけは窓を開けるなどして部屋の気温を下げてあげると、よりほかほか感が伝わる写真に仕上がります。
【2】ダイナミックな構図で!
頑張って料理全体を写しても、「なんだかパッとしないなあ...」と感じた経験はありませんか?そんなときは、大胆に"寄って"みましょう。丸いお鍋やお皿を撮るときは器の輪郭がアルファベットの"C"の形になるようにするとおいしそうに写ります。
また、小さな器に盛り付けたお料理を撮るときは複数の器を並べて奥行きのある構図で撮影するのがおすすめです。
【3】明るめに撮る!
お料理の写真は、明るめに撮るのが断然おすすめ!光が飛びすぎない程度に明るく写ったほうが見た目にも鮮やかで、おいしさが伝わります。加減が難しければ、少し暗めに撮っておいて後から明るさを調整しても◎
毎日の「おいしい!」をアルバムに記録
おいしそうに撮れた写真が溜まってきたら、アルバムに残してみるのはいかがでしょう?作り方や分量のメモを記載すればオリジナルのレシピブックにもなりますよ。
自分だけのレシピブック作りには「PhotoZINE(フォトジン) BOOKタイプ」がぴったり。スマホ・パソコンからインターネットを通じて簡単に注文することが可能です。小さすぎず大きすぎない、ほどよいサイズ感。手にとりやすく、専用のカバーも付いているのでちょっとした水気は防ぐことができます。キッチンで開いても汚れにくくうれしいですね。
私だけのオリジナルレシピ本を作ろう!
ここからは、レシピブックを作るときのコツやアイデアをいくつかご紹介します。
- 写真を大きく贅沢に!
おいしそうに撮れたお気に入りの写真は、ぜひ大きく大胆に使ってみてください。せっかくのオリジナルレシピブック。とっておきの"お料理写真集"と思って作るくらいでいいのです。
ちなみに、ところどころ"動き"を感じさせる写真を取り入れるのがポイント。食材を加える瞬間や、スープをすくったり、みんなで鍋を取り分けたり...。人間の手の動きをとらえたカットを使うと、より生き生きとした本に仕上がりますよ。
- あなたらしいテキストで
「PhotoZINE」は文字入れもできるので機能性も◎
分量や調理工程を細かく記載して、そのままほかの人にも使ってもらえるようなレシピ本にしてもよし。自分用の覚え書きとして、ざっくりとしたポイントだけ残しておくのもよし。
「グツグツ煮立って、美味しそう。たまらない!」なんて、作るときの気持ちや味わったときの印象などを自分なりの言葉で記しておくのも、ユニークで素敵です。
- 裏表紙にもひと工夫
レシピブックの表紙にはタイトルを入れてみましたが、裏表紙は大胆に料理に寄った写真のみを配置。普段は、こんな風に棚に立てかけておけばまるでアートブックのよう。お気に入りの写真を贅沢に使って、飾っておきたくなるようなレシピブックを作ってみてください。
おいしい幸せを写真に残して
「おいしい!」という感情は、毎日の生活に幸せをプラスしてくれる大切なエッセンスです。上手に作れたとっておきの料理、オリジナルのレシピ、あの人と一緒に味わって幸せだった一品...。「おいしい!」瞬間を写真に切り取って、記録してみてはいかがでしょうか?
Photo by 土田凌
Writing by 笹沼杏佳
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