一人暮らしをスタートするという方も多いこの季節。インテリアにこだわりたくても、「部屋が狭い」「収納アイテムに生活感が出る」など悩みもありますよね。そこで今回は、インテリアにもなり、さらに収納にもなるアイデアをお届けします。スペースがない部屋でも大丈夫!自分の部屋がもっと好きになるヒントがきっと見つかるはずです。
おしゃれかつ実用的なカゴ
まずご紹介するのは、カゴを使ったおしゃれな収納アイデア。誰でも簡単に取り入れることができますよ。
カゴは大きいものと小さいもの、柔らかい素材のもの固いしっかりした素材のものがありますが、用途やシーンによって使い分けると◎。
例えば、柔らかい素材の大きなカゴには、エプロンやTシャツ、部屋着など、毎日使うけど出しっぱなしにすると雑然としてしまうようなものを一時的に入れておくのにぴったり。急な来客があっても、カゴのまま移動して片付けることもできちゃいます。
しっかりした素材の小さなカゴは、郵便やボールペン、鍵やリモコン、ハンドクリームや爪切りなど細々としたものをまとめて収納。机の上が散らかりがちな人にもおすすめです。
カゴにポンと入れておくだけで、自然とこなれた印象になるのがカゴの魅力。お部屋のインテリアとして、誰でも気軽に取り入れられちゃいます。
ソファのそばに置いておけば、読みかけの雑誌やブランケットなどもすっきりおしゃれに収納できます。
狭い場所でも大活躍なラダーラック
柱状のラック、ラダーラックは一人暮らしの狭い部屋でも飾って収納できる優れもの。トートバッグやストールをかけたり、洋服などのケアアイテムをかけたりしてもいいですね。
壁にたてかけて使うラックなので、ラダーラックのまわりをデコレーションスペースとして彩るのもおすすめです。一人暮らしの部屋は、窓が少なかったり壁も殺風景だったり...なんてこともありますよね。例えば空の写真を1枚プラスするだけで、グッとお部屋の印象が華やかになります。少し大きめのA4サイズのShacollaを使えば窓感も出て、晴れやかな気分に!
小さな優秀アイテム!スツール
インテリアにこだわりたいからといって、ソファやテーブルなど大きな家具は場所をとるし、新調するのは少し勇気がいるもの。そこでおすすめしたいのが、スツールです。
スツールは椅子よりも小ぶりで使い勝手がよい小さなインテリア雑貨。ソファを置くスペースがなく、床で暮らすスタイルの人も多いはず。クッションを壁際に並べて、スツールをサイドテーブル代わりに使えば、ソファがなくてもリラックスできるスペースに。
小説や手帳、カップなどの一時置き場として使いながら、写真や雑貨を一緒に飾ってもおしゃれです。今回は、観葉植物の代わりに、植物の写真を置いてみました。観葉植物だとお手入れがちょっと面倒ですが、写真なら手間いらずで、お部屋に彩りを添えてくれますよ。
ちょっとひと息ついたり、夜眠る前の読書をしたり。くつろぎ空間になりました。
こんな風に、一人暮らしの狭いお部屋でも、ひと工夫することで少しずつお気に入りの空間ができてきます。インテリアとしても、収納としても活用できる今回のインテリア術。気になるアイデアを取り入れて、自分の部屋をもっとお気に入りの空間にしちゃいましょう!
Styling by 菅野 有希子
Photo & Writing by 渡辺 和