自分のお気に入りのノートにプリントした写真を貼り、シールや切り抜きなどを使ってデコレーションをしたり、エピソードや想いを書き込んだりして作る「スクラップブック」。
今回は『写真と、ちょっといい暮らし。』編集部のエディトリアルデザイナーが簡単におしゃれなスクラップブックを仕上げるコツと、さらに手軽にできるフォトブックをデコレーションするアイデアも教えます!
特別な技術がなくても大丈夫。簡単おしゃれなスクラップブックを作ってみましょう!
ページのテーマを定めて写真&デコレーション方針を決める

まずは、どんなテーマでページを作りたいのかを決めるところからはじめましょう。例えば一口に「旅行の記録」と言っても、食や購入品に絞ったり、その旅の過程を振り返ったりと、さまざまな切り口があります。
その切り口によって、どんな写真やデコレーショングッズを用意するのかが変わってくるため、自分がまとめたいテーマを決めると準備がスムーズです。
チャレンジしやすいテーマは「1日を振り返る"日記風"」。時間経過とともに写真を並べるこのテーマは、写真のセレクトがしやすく、スクラップブック初心者の方でも作りやすいはず。
今回は「旅行1日目の日記」をテーマに作成しました!
【用意するもの】
・ノート
初心者の方は方眼紙のものがおすすめ。柄としても使えますし、目安があるので写真やデコレーションのバランスがとりやすくなります。
・写真
富士フイルムプリント&ギフトの「ハーフサイズプリント」がおすすめ。トレーディングカードと同じ大きさで、チェキ™風の余白のあるデザインや、マットと光沢の質感も選べるので、自分好みのスクラップブック作りにぴったりです。
・シール
今回は白の丸いシールといちごやハートなどのファンシーなシール、パールのラインシールを用意。
丸いシールはサイズ違いを用意すると◎。書き込みもできる優れもの。
シールは、元から持っているものを活用するのでもOK。
・ペン
写真にも書き込みができる白と黒のペン。細いペンのほうが細かなところに書き込みがしやすい。
・デザインが入ったマスキングテープや折り紙
アクセントや万が一書き損じてしまった時のリカバリー用に。
・柄が入った小さめのメモ用紙
こちらもアクセントに。ノートにではなく、あえてメモに書き込みをすることで"こなれ感"が出ます。
・ペン型ののり
細かなところもつけやすいペン型ののりが便利。
余白を埋めることを意識しながら配置&デコレーション

それでは早速、日記風のページを作っていきましょう!
①時系列に写真を並べる
写真をセレクトしたら、時系列に並べて配置してみましょう。
配置の際、写真はまずグリッドに沿ってまっすぐに置いてみるのがコツ!バランスを見て少しずつ角度を調整してみましょう。
②時系列を示すラインはシールで

時間経過を表す線は、ラインシールを使えば簡単かつおしゃれに表現することができます。
余白を埋めるのにもぴったりで、抜け感の演出にも◎!
③シールや書き込みでさらにデコレーションを

初心者の方はまず、余白を意識して埋めるとデザイン性がアップ!
そのためにもメインで使う色は、ベーシックな色がおすすめです。今回は白の丸いシールと、白と黒のペンを使用。
アクセントは元々デザインが入っている折り紙やマスキングテープ、小さめのシール、メモ用紙などに頼りましょう。

「ノートや写真に直接書き込むのはハードルが高い!」という方は、失敗してもやり直せるシールやマスキングテープに書いて慣れるのも一つの手。
ノートに書き損じてしまった場合も、マスキングテープや折り紙などを使って穴埋めをすれば良いので、思い切って書いてみましょう!
<POINT>
「ちょっと物足りないな」と思っても色を足さないのが、おしゃれのポイント!
物足りなさを感じたら、白や黒、グレーなどのベーシックな色で調整してみましょう。
シンプルなデザインは、1色テーマカラーを決める

もう少し余白を持たせて、シンプルなデザインに挑戦したい方はこちら。
大胆に1ページ封筒を貼るアイデアです。
シンプルなデザインのものは、まずテーマカラーを1色決めましょう。
そのカラーを基準に差し色を考え、デコレーショングッズを用意してみてください。
【用意するもの】
・ノート
グリッドを目安にできる方眼のノート。
・写真
富士フイルムプリント&ギフトの「ハーフサイズプリント」。今回はシンプルな構成にアクセントをつけるためフチありをセレクト。
・シール
メインカラーのグレーと使いやすい白の丸いシールを用意。
・マスキングテープ
グレーと白のテープとアクセントにデザインが入ったものを用意。
・ペン
黒と白、さらにグレー(シルバー)、水色を用意。こちらも細いサイズが便利。
・テーブルペーパー
フチにデザインがあるテーブルペーパーを活用。テーブルペーパー以外でも、デザインが入っているメモ用紙などでOK。
・封筒
大きな面積を占めるので、カラー選択は要注意!今回は差し色の水色をセレクト。
・ギザギザはさみ
切るとギザギザになるはさみで、写真を装飾。
<あったら便利>
・ラベルライター
好きな文字をシールにできるラベルライター。オリジナルのデコレーションをしたいときに便利。
マスキングテープで柄を描く上級テクで、シンプルなデザインに差をつける

写真を引き立たせるシンプルなデザインだからこそ、大胆なテクニックが光る!ということで、こちらも早速作っていきましょう。
①使いたい写真を決める
より写真にフォーカスしたデザインのため、使う写真は少数精鋭で。1ページに多くとも2枚程度が良いでしょう。
②写真と封筒を配置

一度仮で置き、封筒と写真、そして余白のバランスを確認します。大きいモチーフ同士は離して配置し、その隙間を埋めていくようにデコレーションするのがポイント。
③マスキングテープで柄を描く
シンプルなデザインといっても、余白がありすぎると寂しい印象になってしまいます。そんな時に役立つテクニックが、「マスキングテープで描く柄を背景にすること」。

今回はグレーのマスキングテープを使って、チェック柄を描きました。追加でグレーのペンで細い線を入れると、より垢抜けた印象に。あえてブレがある手書きの線が、味になります。
④グッズを使ってデコレーションしながら写真を配置
差し色の水色の封筒が印象的なので、それ以外は白、黒、グレーを基本にデコレーションしていきます。
絵が不得意な方は、元からデザインが入っているシールやマスキングテープを使うと便利。できれば、その柄と同じ柄を手描きで入れてみるのもおすすめです。
⑤ギザギザはさみで切り写真を切手風に
封筒を使うデザインなので、写真を切手風にアレンジ。クリップで留めるとページに立体感が出て、凝った印象に。
⑥封筒の中には余った写真を
使わなかった写真を封筒の中に入れておけば、過去の自分からの手紙のように見返すことができます。
今回はノートで作りましたが、1枚の紙で作りお友達や家族にプレゼントするのもおすすめですよ。
さらに簡単に作りたい方はフォトブックをデコレーションするのがおすすめ

ここまで見て「やっぱりスクラップブックはハードルが高いな」という方におすすめなのが、フォトブックをデコレーションするアイデア。
少ない材料でも華やかに、さらに自分らしく彩ることができます。
【用意するもの】
・フォトブック
富士フイルムプリント&ギフトでは手軽に「フォトブック ソフトカバー」が作成可能。レイアウトパターンも豊富で、デコレーションしやすいものを簡単に見つけることができます。今回はめくりやすいソフトカバータイプをセレクト!
・マスキングテープ
カラーは4〜5色用意。幅は15〜24mmのものがおすすめ。
・シール
4色の丸いシールを用意。サイズは大小あると◎。
・レーステープ
100円ショップや手芸屋さんで手に入るレーステープ。
丸シールやマスキングテープで文字やモチーフを作るデコレーションテクニック

フォトブックをより華やかに彩りたい時におすすめなのが、丸シールで文字を作るテクニックです。
今回は写真の韓国旅行をテーマに、丸シールで文字を入れてみました。
凝った印象の割に簡単にできるので、デコレーション初心者の方にもぴったり!
小さめの丸シールを使うのがポイントです。
デコラティブなレーステープは、大胆にホチキス留めでOK。立体感が出ると、一気にリッチな印象に仕上がります。

さらにマスキングテープと丸シールでモチーフを作るのも、文字同様に難しそうに見えて意外と簡単なテクニックです。
今回は花とリボンを作ってみましたが、線で表せるものであれば簡単にできますよ。
余白があるレイアウトがデコレーションしやすい

フォトブックをデコレーションしたい場合は、余白があるレイアウトを選ぶのがおすすめ。余白がないとゴチャついた印象になりすぎてしまうため、すべてをギチギチにレイアウトしないように注意してみてください。
小さめの丸いシールを使って、ドットのような柄をデコレーション!
見開きすべてがドットだと散漫になってしまうため、片面はマスキングテープを細く切り、写真の光の差し込みと同様にデコレーションしました。

丸いシールには顔や文字を書き込むと、さらにアクセントに。シールであれば失敗してもやり直せるので、安心ですね。
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自分だけのスクラップブック作りは、思い出をより楽しいものにしてくれます。
完璧を目指しすぎず、その時の楽しかったことや嬉しかったことを詰め込んでみると、お気に入りのページになるはずです。
