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「この間、ニュージーランドに行ってきたんです」

そう笑顔で話してくれたのは、写真家の根本絵梨子さん。
ファッションや広告の分野で活躍する傍ら、登山やロングトレイルをライフワークとする彼女は、仕事と旅を縦横無尽に行き来しながら、国内外の自然を撮り続けています。

今回は、そんな根本さんが旅で出会った自然の様子を富士フイルムの「写ルンです™」で撮影いただき、その写真を使って「PhotoZINE BOOK」と「ハーフサイズプリント」にしていただきました。

登山を始めたきっかけや自然を撮ることの魅力、そして今回プリント商品を制作したことで感じた想いについて、じっくりとお話を伺いました。

大切なのは目の前の美しさをただ受け止めるということ

写真家・根本絵梨子さん

----根本さんが登山を始めたきっかけについて教えてください。

根本絵梨子さん(以下、根本さん):独立前の下積み時代に、いろんなものが溜まりに溜まって「山に行きたい」ってSNSで呟いたんです。子どもの頃、よく山に登っていたからなのかな。なんで山だったのかは覚えていないんですけど。そしたら、幼馴染が山に誘ってくれて。それがきっかけで登り始めました。

----実際に山に登ってみてどうでしたか?

根本さん:「すごい自分に合っているな」って思ったんです。ストレスがスーッてなくなっていく感覚がして。そこからは隙間時間ができれば、一人で山に登るようになりました。仕事して、合間で山に登って、下りてきてまた仕事する......みたいな生活でしたね。

----本格的に山の写真を撮り始めたのは、いつごろだったのでしょう?

根本さん:山に登り始めて2年目ぐらいですね。元々、35ミリのコンパクトフィルムカメラで、山の写真を撮っていたんです。でも、その頃はファッションの仕事ばかりしていたので、山の撮影は完全に趣味の領域でした。

ただ、独立をきっかけに旅やアウトドアの仕事に挑戦したくなって、これまで撮ってきた写真を見返してみたんです。そしたらそれがすごく綺麗で、「もっとちゃんと撮ったらすごいんじゃないか?」って思って。そこから中判フィルムカメラを購入して、本格的に撮るようになりました。

写真家・根本絵梨子さんの写真

----根本さんが自然を撮る際に大切にしていることはありますか?

根本さん:ファッションの仕事がメインだったときは、被写体から受け取った空気感を、写真を撮ることで意図的に表現するようにしていました。

でも、自然を撮るようになって、同じ場所でも毎回変わっていく景色に気づいて。そういった変わりゆく自然の姿や目の前の美しさを受け入れてそのまま残したいなと思いました。狙って撮るというより、ハッと目に留まった景色を切り取る感覚ですね。

写真家・根本絵梨子さんの写真

昔は、「こういう写真が撮りたい」と目的を決めて、山に行くこともあったんです。でも、晴れ予報なのに雨が降って撮れなかったり、思うようにいかなかったりすることも多くて。今思えば、自然相手に理想どおりの写真を撮ろうとすること自体、難しいんですよね。

それからは行った先がたとえ雨でも、「雨だとボケが綺麗だな」とか「森がキラキラして見えるな」とか、その瞬間の美しさに目を向けるようになりました。日によってまったく違う表情に出会えることも、自然を撮り続ける楽しさだと感じています。

構図に目的を持つと撮る写真も変わってくる

写真家・根本絵梨子さんの写真

----今回、「写ルンです™」を使ってみていかがでしたか?

根本さん:あらためて、持ち運びやすくていいなと思いました。私は山に登るとき、予備のカメラとして「写ルンです™」を持って行くことが多いんです。初めて開催した個展では、「写ルンです™」で撮った写真を展示したこともあるんですよ。

寒い場所でも比較的しっかり動くし、軽くて頑丈だから、持ち運んでも負担にならない。旅のおともにぴったりだなと思います。

----そんな「写ルンです™」を使って、どのような写真を撮影されたのでしょうか?

根本さん:今回は、屋久島と山梨、三浦半島を撮影しました。被写体は本当にさまざまで、自然の中を歩いているときに心が動いて撮った写真もあれば、「形がおもしろいな」と感じて撮ったもの、なんとなく残しておきたくてシャッターを切ったスナップ的なものもあります。

写真家・根本絵梨子さんが写ルンです™で撮った写真

----「写ルンです™」で旅写真を撮るときに、意識したほうがいいことがあれば教えてください。

根本さん:まず大前提として、撮る人が「いいな」と思った瞬間を写すことが、写真のおもしろさであり、その人らしさが出ると思っています。ただ、かっこよく見せるという視点でいうと、構図を意識してみるといいかもしれません。

たとえば、画面いっぱいに対象を入れてみたり、色が分かれる場所を狙ってツートーンの構成にしてみたり、真ん中に対象を置いてみたり。そういうふうに目的をもつだけで、撮る写真も変わってくると思います。

写真家・根本絵梨子さんが写ルンです™で撮った写真

「写ルンです™」ならではで気をつけたいのは、最短焦点距離。1メートルよりも近づきすぎると、ピントが合わなくなってしまうので、それは撮影時に意識するといいと思います。ファインダーを覗いても気づけないので。

でも、ピンボケした写真も私はいいと思うんですよね。だって、それだけ近くで撮ろうとした証拠じゃないですか。「写ルンです™」の機動性を活かして、「今だ!」と思うときに取り出して、その場の温度感ごと撮る。そんな楽しみ方もアリだと思います。


プリントすれば思い出は鮮明に蘇ると思うから

写真家・根本絵梨子さん

「写ルンです™」で撮影した写真は、富士フイルム公式アプリ「写ルンです+」でデータ化できます。


「写ルンです+」の使い方
① ②「写ルンです+」をダウンロードして、アプリ内でデータ化を注文。
③撮影済みの写ルンです™を梱包してコンビニで発送するとアプリにデータが届きます。

今回根本さんに撮影いただいた写真をアプリでデータ化。さらにデータ化した写真をPhotoZINE BOOKハーフサイズプリントにしていただきました。

---それぞれの写真選びの基準について教えてください。

根本さん:PhotoZINE BOOKでは、「バランスがいいな」「造形がおもしろいな」と感じた写真を中心に選びました。「この写真には、どんな想いが込められているんだろう」と考えなくても楽しめるような、視覚的におもしろい写真を集めましたね。

富士フイルム「PhotoZINE BOOK」

根本さん:写真の並び順も視覚的なバランスで決めています。「この写真とこの写真を並べたら気持ちいいな」とか、「これは1枚で見せたいな」とか。撮影場所がバラバラで、時系列で並べると偏りが出てしまうので、あえてランダムに配置しました。

富士フイルム「PhotoZINE BOOK」

タイトルと最後のページに記載した「I just keep walking」は、ふらふら歩きながら旅して収めた風景を、そのまま一冊に閉じ込めた......というイメージで付けましたね。

ハーフサイズプリントは、PhotoZINE BOOK とは違って一枚一枚が独立しているので、テーマは決めず、この縦長の小さなサイズ感に合う写真を選びました。

----実際の仕上がりをみて、どのように感じましたか?

根本さん:PhotoZINE BOOKは、A5サイズを選びましたが、コンパクトなサイズ感が気に入ってます。紙の種類で印象が変わるのが良いですよね。色もしっかり表現されているのに、裏ページにも干渉することなく、すごく綺麗な印象でした。

また、今回のPhotoZINE BOOKには、あえて空白ページをたくさん作ったのですが、文字を直接書き込んでノートとしても使うのも良いなと思いました。

富士フイルム「PhotoZINE BOOK」

「フォトブックハードカバー」も作ってみたのですが、表紙にしっかり厚みもあって、高級感がありますね。実際にかたちになったものを見て、作ってよかったなと思いました。

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ハーフサイズプリントは、紙の種類で印象が変わるのがいいですよね。マットタイプは質感がすごくいいし、光沢タイプは色がはっきり出て綺麗。

フチありはチェキみたいでかわいいなと思いました。私も、普段写真展のグッズとして同じくらいのサイズでステッカーを作ることが多いので、このサイズ感はすごく好きです。

富士フイルム「ハーフサイズプリント」

富士フイルム「ハーフサイズプリント」(左から)光沢タイプ・マットタイプ・光沢フチありタイプ

----今回、プリント商品を作ってみての感想を教えてください。

根本さん:手に取って見返せるのが、プリント写真のよさだとあらためて感じました。子どもの頃、家族写真のアルバムを見るのが好きだったんですよ。暇さえあれば眺めていて、家族から「よく飽きないね」って言われてました(笑)。思い返せば、大学生のときも飼っていた犬が亡くなったときにアルバムを作ったり、海外旅行の写真を冊子にまとめたりしていましたね。

でも今は写真が仕事になったぶん、気合いが入りすぎるのか、自分のためにプリントすることはほとんどなくて。今回をきっかけに、もっとカジュアルにプリントを楽しんでいきたいなと思いました。やっぱり、データだと見返さないんですよね。私の場合、スマホの中の写真が20数万枚あって、見返すだけでも大変なので(笑)。

----今後、ご自身の写真をどんなかたちで残していきたいと考えていますか?

根本さん: 登った山ごとに冊子としてまとめたいですね。写真展だと抽象的な写真を集めたり、小さな写真を並べたり、どうしてもテーマに沿って構成してしまうのですが、もっとシンプルに「山の記録」として残したいなと思います。山に登るたびに違うドラマや思い出があるので、自分の記憶を整理する意味でもまとめたいです。

私、「綺麗だな」とか「嬉しかったな」とか、絶対忘れないだろうなと思うことも、時間が経つと忘れちゃうんですよ。でも写真を見たら、何があったとか、このときこういう会話したとかぜんぶ思い出せるんです。だから冊子にすれば、もっと鮮明に思い出せる気がします。


写真家・根本絵梨子さん


根本 絵梨子(@neeemooo)
写真家。1988年群馬県生まれ。スタジオ勤務とアシスタントを経て、2016年よりフリーランスのフォトグラファーとして活動。国内外の山や自然を歩きながら、自然や各地で出会う人の写真を撮り続けている。

Writing by しばた れいな
Photo by 古井 果歩・杉保 毅留

紹介商品を見る

写ルンです™
巻いて押すだけ、誰でもかんたんにフィルム写真を楽しめます。ポケットに入るコンパクトなサイズでお出かけにも最適です。
PhotoZINE BOOKタイプ
表紙カバー付きの本格的な文庫本のようなフォトブック。めくりやすさを重視したこだわりの紙と丈夫で保管しやすい無線綴じが特長です。
ハーフサイズプリント
かわいさを追求した、てのひらサイズの小さな写真。トレーディングカードと同じ大きさで、日々の何気ない写真でもおしゃれに楽しめます。
写ルンです+
スマホで手軽に「写ルンです™」の現像注文から画像データの受け取りまでできるアプリ。画像データの整理、スライドショー動画の作成で思い出を楽しく振り返れます。
フォトブック ハードカバー
画像や文字のほか、背景やイラストを自由に組み合わせてできるフォトブック。上製本仕上げの高級感のある仕上がりです。ブラウザ版ソフトもしくはスマホアプリで作成できます。

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