10月31日はハロウィン。街での仮装やホームパーティーなど、大人も子どもも楽しめるイベントの一つとして日本でも定番化してきましたよね。その一方で、ハロウィン気分を味わいたいけどどうしたらいいか分からない、と感じている方も多いのではないでしょうか。
今回はお家でマネできるハロウィンの飾り付けをご紹介!どんなタイプのお部屋でも浮かずにおしゃれにまとまる、シックなモノトーンでまとめました。ぜひトライしてみてくださいね。
切るだけ!かんたん仮装マスク
ますは仮装の定番・マスク作りから。サイズを測ったり縫ったりと手間がかかるイメージですが、切ってゴムを付けるだけで立派なマスクが完成します。
■用意するもの
・黒フェルト (A5サイズ程度使用)
・黒ゴム
・紙
・ハサミ
・布用ペン
・目打ち
■作り方
・紙にお好きなマスクの形を描き、型紙を作る。
・型紙をフェルトに合わせて布用ペンで型取る。
・フェルトをマスクの形に切り抜く。
・両端に目打ちで穴を開ける。 ※怪我をしないように気をつけてください。
・ゴムを結んで完成。
クモがかわいいリボンガーランド
パーティの飾り付けで1番難しいのが、壁面の装飾。市販のものだと「お店で見たときは素敵だったのに、家に飾ってみるとちょっと違う...」ということもありますが、自分好みにカスタムできる手作りなら安心。簡単に壁の雰囲気を変えてくれるリボンガーランドは、作り方を覚えておくと色や一緒に飾るアイテムを変えて誕生日会やクリスマス会にも応用することもできます。今回はハロウィンらしい蜘蛛のモチーフと合わせて飾ってみました。
■〈リボンガーランド〉用意するもの
・黒い布
・白い布
・紐
※布はジュートやガーゼなど柔らかい素材のものがおすすめです。
■作り方
・布をそれぞれ細長く切る。ガーゼは切り込みを入れれば切り裂くことも可能。
・紐を適当な長さに切り、細長く切った布黒白交互に結びつけていく。 布の長さは適当に変えながら設置すると◎
■〈蜘蛛〉用意するもの
・黒フェルト
・黒モール
・動く目玉
・接着剤
・ハサミ
■作り方
・楕円形に切ったフェルトを2枚用意する。
・3センチ程度の長さに切ったモールを8本用意し、クモの足のように置く。モールを少し曲げるとよりリアルなクモに仕上がります。
・足の場所を決めたら接着剤で固定。足のほかにも全体に塗り、もう1枚のフェルトを貼り合わせる。
・目玉を付けて完成。目玉は手芸ショップなどで手に入ります。
リボンガーランドの好きな位置に足を引っ掛け、クモを取り付けて完成です。
かぼちゃのオブジェにも一工夫
ハロウィンの装飾といえば、かぼちゃ。オレンジ色が定番ですが、モノトーンハロウィンに合わせてアレンジしてみましょう。
■用意するもの
・かぼちゃ(フェイクのもの。ハロウィンシーズンになると100円ショップなどでも販売されます)
・ラッカースプレー
・マーカー
■作り方
・かぼちゃは本体とへたを分ける。本体、ヘタ共にラッカースプレーで下半分を塗装。
・乾いたら裏返し、上半分を塗装。(1度できれいに塗装できない場合は、乾燥後、2度塗りすると◎)
・乾いたらお好みで水玉や文字など模様を描いて完成。
※本体とヘタが分けられない場合は、先にヘタを塗装し、乾いたあとにヘタ部分のみマスキングテープなどで覆い、本体を塗装するとよいでしょう。
ハロウィン気分を盛り上げる、クモの巣付き風船
最後はパーティー気分を盛り上げる風船のデコレーション。風船にハロウィンらしい蜘蛛の巣をまとわせる簡単アレンジです。
■用意するもの
・風船(今回はモノトーンハロウィンということで黒、白、グレーなどモノトーンカラーをチョイス)
・バラエティーショップで売っている「蜘蛛の巣」
・紐やリボン
■作り方
・風船を膨らませて縛り、紐を付ける。
・膨らませた風船に蜘蛛の巣をかぶせて完成。
※マスキングテープなどで壁に貼り付けるとヘリウム無しでも浮いているように見えます。
今年はモノトーンでシックな印象が◎
アイテムが揃ったら、飾り付けスタート!モノトーンでまとめると色同士がけんかしないので、配置も簡単。壁の装飾は、リボンガーランドをメインに。
写真映えする装飾のポイントは、実際に撮る場所に立ち、撮りながら飾り付けを行うこと。撮影しながらフレームにちょうど良い大きさを意識して仕上げていくと、自然と写真映えする飾り付けが完成します。
脚付きの食器やキャンドルといった高さのあるテーブルアイテムがあるとパーティ感が高まるので、用意すると◎。キッズパーティーにはペーパープレートや紙のカップが便利!割れる心配がなく、片付けも楽なのでママたちも存分にパーティを楽しむことができちゃいます。
パーティ中に撮った写真をチェキにして簡単ガーランドとして飾るのもおすすめです。
出来上がったチェキを紐にクリップでとめるだけなのでお子さんでも簡単に作ることができます。
今回のようにモノトーンアイテムをベースにすれば、差し色に赤やオレンジを入れたり、ペーパープレートを重厚な食器に変えるなどの応用も簡単です。少しの変化でガラッと印象が変わるので、初めてのハロウィンパーティにもおすすめ。
今年のハロウィンは手作りアイテムを使って、ホームパーティを楽しみましょう!
Styling by 五十嵐舞
Photo by 土田凌
Writing by 佐々木愛