結婚式でゲストをお迎えするためのアイテム、ウェルカムボード。ボードにもこだわりたいけれど、式に向けて準備するものは他にもたくさん。「私たちらしいものを用意したい、でもあまり手間をかけられない...」。こんなお悩みはありませんか?
それなら2人の日常のひとコマを使って、ボードを手作りしてみてはいかがでしょう。手持ちの写真にちょっとした工夫を足せば、2人らしいボードが完成!今回は結婚式に使いたいウェルカムボードの作り方&飾り方をご紹介します。
写真選びのコツは、たっぷりの余白
ウェルカムボードに使う写真選びのポイントは、文字を入れられるスペースがあること。さらに、結婚式後にご自宅に飾られる方も多いので、おうちのインテリアになじみやすい雰囲気のものを選ぶとよいでしょう。
前撮りしていないからウェデイングフォトがない...なんて心配しなくても大丈夫。2人らしさが伝わる日常のひとコマを選ぶだけでOK。
今回は、初めてのデートで行った公園で撮った写真を選んでみました。ドキドキしながら初めて手をつないだ遊園地、一緒にドライブした海辺、プロポーズの場所といった、思い出の場所での写真はいかがですか?結婚式の前に2人で撮影しに行くのもいいですし、仲の良いお友達にお願いして撮ってもらうのも◎。カメラ目線のキメキメの写真より、ナチュラルな雰囲気の写真の方が、おうちに飾っても照れくさくないかも...!?
2人が見つめ合っている写真や、ちょっと引き気味で周囲の風景を映してもいいですね。
思い切って、2人で並んで座っている後ろ姿、つないだ手、2人並んだ足元など、顔が映っていない写真、思い出の場所の風景写真でも◎。「表情が気になって使えないなあ」と思った写真も、一部分を切り取ってみると思わぬ素敵な1枚になるかも?自分が写っている写真だとちょっと恥ずかしいなら、この方法がぴったりです。
かわいく仕上げたい♪文字入れのポイント
今回は写真に「Welcome to our wedding」と挙式日、2人の名前を入れてみました。「Welcome」を目立たせたかったので、流れるような筆記体フォントを選びました。日付と名前は、読みやすくシンプルなフォントで、控えめの大きさに。コツは、使うフォントの数を増やしすぎないことと、目立たせたい言葉とそうでない言葉を分けること。写真の空いている部分にバランスを見ながら文字を重ねれば、ゲストをお迎えしてくれるウェルカムボードの完成です。
「Welcome」や「Welcome to our wedding reception」など結婚式の雰囲気に合わせた言葉を選んでみてください。
文字はスマホやPCのアプリで入れても、手書きでもOK。言葉をあまり詰め込みすぎず、シンプルに仕上げましょう。
今回選んだのは、「WALL DECOR(ウォールデコ)」のキャンバス。絵画のような風合いのキャンバス地にプリントすることで、緑いっぱいの優しい雰囲気の写真がより温もりある1枚に仕上がりました。写真がパネル化されて届く「WALL DECOR」は、キャンバス以外の種類もウェルカムボードにぴったり!式場や披露宴、二次会、お家のテイストに合わせて選ぶのがおすすめです。
思い出のアイテムと一緒におうちに飾って
結婚式で大切なゲストのみなさんをお迎えした後は、いつも目にするリビングのチェストや、おうちのウェルカムスペースである玄関に飾るのがおすすめです。
ブーケで使ったものと同じ種類のお花、ウェルカムスペースに置いていたキャンドル...。これからも結婚式の思い出を忘れないでいたいから、準備から当日までに使ったアイテムを飾ってみました。2人のイニシャルや結婚式のために作ったロゼットを一緒に置いてみるのも◎。
結婚式で使ったアロマや香水も、大切な思い出の品。玄関に置くなら、こういった香りのアイテムを一緒に置くとよいでしょう。
普段の写真にちょっと手を加えるだけでおしゃれに飾れるこの方法、結婚式以外の場面にも応用できます。特に、友達や子どもの誕生日、アニバーサリーのイベントで大活躍!ウェルカムボードがあるだけで場が華やぐので、ぜひ試してみてはいかがですか?
Photo by 小松崎拓郎
Styling by 西村有
Writing by ツチヤトモイ
Editing by 菊池百合子
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